カフェイン断ちの話をします。
カフェイン断ちの方法や経緯、始めてからの体の変化など気づいたことを話したいと思います。
結論から最初に言いますと、カフェイン断ちをしてから下記の変化が自分の中にありました。
- 偏頭痛がほぼ全く無くなった
- 早寝早起きになり朝活をするようになった
- 疲労感をあまり感じることがなくなった
- カフェインが欲しいではなく、コーヒーが飲みたいということに気づいた
これらのカフェイン断ちによる変化は個人差があり、人によっては私と違った効果が得られることもあるので絶対にこれらが起きるということではありません。
逆にネット検索で見られる「冷え性の改善」は個人的には全く当てはまらなかったなと実感しています。
男なのに末端冷え性で手足が基本ひんやりか冷たいんですよね。
ではこれからカフェイン断ちをしている経緯や方法、結果を順に話していきたいと思います。
カフェイン断ちを決めた経緯
カフェイン断ちをやっていることを仕事関係の人や家族友人に話すと「なんでまたカフェイン断ちをするようになったの?」とよく聞かれるのですが、正直、たいした理由なんてなかったです。
昔からコーヒーが好きで、それこそ自分で小さな焙煎機を買い自分で好きなコーヒーの生豆を焙煎して挽いて淹れていました。
休みの日にはチェーン店のカフェに行ったり、個人店のおしゃれなカフェにも行くくらい、コーヒーと自分の生活は密接に関わっていました。
でもそれもおそらく今このブログを読んでいるあなたと何も変わらない普通のコーヒーが好きな人でした。
もちろん嫌いになったわけではなく、今はデカフェ(カフェインレス)コーヒーを飲んでいるだけなので、デカフェがあるカフェには行ってるという感じです。
あ、そうそう、経緯でしたね。
ほんと単純な理由で、ある日の朝、起きてコーヒーを淹れようかと思ったらちょうどコーヒー豆を切らしていたんです。
朝から焙煎する元気も時間もなかったので、「ま、いっか〜」という感じでその日は飲まなかったのです。
これは過去にも同じ経験をしているので特に最初から「よし!カフェイン断ちをするぞ!」と意気込んでいたわけではありませんでした。
次の朝、「あ、そうだった、コーヒー豆ないんだった」と豆を切らしていることを翌朝思い出しふと思いました。
「じゃ、一回カフェイン断ちってのをしてみるか、なんかネットで見たことあるし何事も経験経験」という風に思い始めることにしました。
そしたらその日は一日中眠かったです。
仕事をバリバリしたいけど、とにかくずーっと少し眠い状態が続いていました。お昼に仮眠を取ってやっと少しマシになった程度で、結構身体への反応が早かったのを覚えています。
カフェイン断ちの方法と頭痛との戦いの日々
カフェイン断ちの方法
コーヒーを飲まない生活というのが考えられないくらい、日常に常にコーヒーがありました。
でも量はそこまで飲んでいなく、仕事のある日は1杯、ごくたまに2杯、休日は朝と昼過ぎの2杯くらいを飲む程度で、仕事中に缶コーヒーもコンビニコーヒーも飲むことはありませんでした。
カフェイン断ちをする中で、もし本当にコーヒーが飲みたくなってその誘惑に勝てずに飲んでしまったらせっかくの挑戦が自分にとってつまらないものになるのが嫌だったのでカフェインレスコーヒーの生豆を買って焙煎して飲むことに決めました。
カフェイン断ちの方法はシンプルです。
「カフェインの入っているものを飲まないこと」
意外とここは簡単に受け入れられました。カフェインの入っている飲み物の代表的なのは下の通りです。
- コーヒー
- 緑茶
- 烏龍茶
- 紅茶
- エナジードリンク
- その他お茶系
- チョコ系
チョコに関しては食べ物の方も食べるのをやめました。これが意外とキツイですね。チョコチップクッキーとかアルフォートとか好きだったのでそこはストレスを感じました。
飲み物に関しては全部飲まなくても大丈夫な人だったので、今は水をメインに飲んでいます。
「誘惑に負けそうな時、どうするんですか?」と質問されることがあるのですが、なんか明確な答えが出せないのが本音です。
ただ「飲まないと決めたら飲まないし、食べないと決めたら食べない」のシンプルルールを守るというか実行しているので、基本的には特にストレスでおかしくなりそう、カフェインカフェインとなることは今の所感じません。
チョコ系が食べられないのが痛いですけどね。
あと、普段ジムで筋トレをしていてプロテインを飲むのですが味がチョコ味だったことに後で気づき、おそらく低量ではありますが、カフェインを摂取していると思います。
これも特に厳格なルールを自分に化していないので「あ、いっか」とやり過ごしています。
頭痛と闘う日々
ネット検索で事前には知っていましたが、カフェイン断ちをしていく中で頭痛は避けられないものらしいのですが、私もしっかり頭痛に悩まされました。
カフェインを摂取すると血管が縮小し、カフェインを摂るのをやめると血管が元の大きさに戻るというかなり素人な考えでいくと、カフェインを辞めると血が通いやすくなって血流が良くなるからその反動で頭痛が起きるのかなと勝手に解釈しています。
カフェイン断ちをしてから2日目からだいたい14日くらいは毎日頭痛がありました。
昔から偏頭痛持ちだったので、ひどければ週一で頭痛はありましたし、最低月一は必ず頭痛で死んでいてそれが嫌で頭痛薬を飲む日々でした。
今までの頭痛のレベルよりも低いのですが、ずっと一日中「ほんのり痛い」が続いていました。
ここでいつも通り頭痛薬を飲んでしまったらやめた意味が無くなってしまうので、全く飲みませんでした。
なぜなら頭痛薬の成分にも「カフェイン」が含まれているからです。
日常に支障がでるレベルの大頭痛ではなかったので、そこはもう割り切って気合いで毎日を過ごしていました。
寝つきと寝起きが良くなり早寝早起きの生活になった
正直、カフェイン断ちをして1番嬉しかったのはこれです。
今では22時半〜23時には寝て、5時半〜6時には目を覚ます生活になりました。
これだけを見ると特に周りの人たちとなんも変わらないのですが、日々の疲労感が本当に軽減されていることにも驚きますし、朝の目覚めの良さにも驚いています。
「あ〜無理、もうちょい寝たい」とウダウダ布団の中ですることもなくなり、シャキッと目が覚めてシャキッと起きてという、本当に嘘かと思うような変化が起こりました。
これだけでカフェイン断ちをしてよかったなと本当に思っています。
朝早く目覚めると途端に1日が長く感じるようになり、生産性も上がるような感覚になりました。
読書をしたり、こうやってブログを書いたり、近くの神社まで散歩したりと、エネルギッシュな朝の時間を過ごすことでその日の仕事も活発的にできる点は、あなたにもカフェイン断ちをオススメしたくなる気分になります。
まとめ
カフェイン断ちを始めてからほぼ2ヶ月が経ちました。
今までは仕事前にエナジードリンクを飲んでプラシーボでやる気に満ち溢れるなんてこともありましたし、眠いからカフェイン取ってシャキッとしようと、カフェインと密接に関わりあいながら生活をしてきました。
それが今ではほぼカフェイン0の生活(プロテインだけチョコ味)を送りながら、朝活なんてしちゃう一見おしゃれ生活にすら見えちゃうような変化が自分の中で起こりました。
職場の人にもこれを伝え、2人実践しました。
1人はすぐに脱落、500mlのコーヒーをしっかりやめると決めた次の日に飲んでいました。
もう1人はそろそろ1週間が経ち、辞めた翌日は頭痛がすごかったらしいですが、今はそうでもないようです。
「依存は良くないですよね!」と私に言っていたのですが、デスクの上にあった炭酸飲料のマッチの成分を見たら「カフェイン」の文字があって、2人で笑っちゃいました。
私からあなたに言えることは「絶対カフェインやめたほうがいいよ」とは言いませんが、「ルーティンとなった人生になんか変化をいれたいならカフェイン断ちがいいよ」というスタンスです。
いきなり100から0にするのはハードルが高いし、0をキープできる自信もないと思います。
ただ無駄にカフェインを摂取するよりも考えて飲み物を選んでもいいのでは?
と、ちょっと先にカフェイン断ちをした私からのアドバイスです。