こんにちは!タクヤ(@takudaipare)です。
僕は普段電車を乗る際、なるべく時間を無駄にしたくない人なので、
スマホでニュースサイトやTwitterで情報収集をしたりして移動時間を効率的に過ごしています。
ある日、電車に乗ると、学生と会社員のプチ帰宅ラッシュの時もあってか、座る事が出来なくて、ドアの隅っこでスマホをいじっていました。
そしたらふと気づいたんですよね。
「あれ、そういえば何で窓に貼ってある広告は鋭角ではなく、丸みを帯びた四角形なんだろ?」
これって皆さん絶対に電車乗る人は目にするモノですよね?
でもそれに対していちいち疑問を持ったことはないですよね?
「何でだろ?」
普段生きている上でどうでも良い情報だと思いますが、案外この小さな”気づき”に意味を見出せるか、どうかで
人生変わることもあると思っています。
今日はその小さな気づきを元に人生って気づきの量で豊かさが変わるんだなというのを話したいと思います。
電車の広告が角丸が広告効果抜群をもたらす
何故、ドアにあるあの小さな広告ステッカーが真四角ではなく、丸みを帯びているのか。
それは「剥がれにくくする為」です。
「えっ?そんだけ?何じゃそれ?」
と思った人も多いでしょう。
丸くしている理由は、剥がれにくくする為だけなんです。
あんな小さいサイズの広告で、電車内にある広告の中で一番小さいサイズだと思います。
だけど、色々ある広告の種類のなかでかなり人気の高い枠なんです。
その理由は
- 女性の目高の位置に貼ることにより、女性の認知度が上がることによる売り上げが増加する
- 電車を降りす時に誰もが目に入り、注目されやすいから
なので、結構注意してよくよく見てみると、女性に関連した商品、サービス系の広告が多いと思います。
そしてなぜ剥がれにくくするのか。
それは単純に剥がれてしまっては広告効果が継続できず、本来あったであろう利益を損なってしまうのを防ぐ目的があるからです。
広告というのは、普段何気ない生活の中に数え切れないほどの数が街中に溢れています。
それは僕らに今必要ないもので、無視、もしくは目に入ってるけど気に留めないから意味がないと考えるかもしれませんが、実はそれも広告主は想定内で、
既に僕らの脳には広告が刷り込まれて記憶されているのです。
これはマーケティングでは当たり前の話だと思うのですが、
何気なくお店で商品を手にとった事が実は意味があってその行動を取っていると考えられます。
ということはつまり、毎日の通勤、通学で目にするドアに貼ってある何かの広告のステッカーは、実はしっかりと僕らの脳は認識していて、ふとした時に思い出すよう誘導されているのです。
期間は1ヶ月数百万円
1ヶ月あのサイズのステッカーを貼った場合、路線や鉄道会社によって金額は違いますが、
例えば東京、JR東日本の山手線に貼ったとしましょう。
値段は、時期によってまちまちですが、
*約500万円〜700万円/2ヶ月
となります。
ちなみにツインステッカーと呼ばれる、
ドア上部にある二枚貼れる広告スペースだと、首都圏前線で
*約670万円〜870万円/1ヶ月
となります。
年間で考えたら僕らには想像できない莫大な広告費がかかっているんですね。
電車内はそれ以外にも広告だらけなので、そう考えるとその宣伝効果ってものすごいんだろうなと感心しますし、
逆にこれだけSNSでの宣伝が普通となっている時代で、SNS宣伝がもたらす利益もの凄いな!!って二重の驚きでした。
一般人からしたら、本当にその広告効果があって、ちゃんと商品なりが売れているのかな?と疑問にはなるし、
どれだけの経済効果があるのかも分かりませんが、普段僕らが目にしているあの広告にも意味があってそこにあるというのを気づいただけでも、
普段の生活に少し発見が生まれて楽しいのはないかと思います。
明日から電車に乗る時に、少し注目して広告を見てみてください。
きっとその広告も四つ角が丸くなっているはずです。
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