日本人も知らない!?神社の鳥居が赤いのは神様の力を高めるためだった?

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         神社の鳥居が赤い理由

皆さん、こんにちは!

最近は神社仏閣に行って自然を感じたり、パワーをもらいに行っているタクヤ(@takudaipare)です。

 

そういえば、皆さんはなぜ神社の入り口にある鳥居が赤い色で塗られているか知っていますか?

 

神社の鳥居が赤い

 

タクヤ
当たり前すぎて考えたことなかった

 

実は、なぜ赤いのか、それにはしっかり理由がありました。

諸説あるらしいですが、その一つとして、

”そこに祀られている神様のパワーを高めるため”

に鳥居を赤く塗っているのです。

その他の理由と、たまに赤く塗られてない鳥居もあるので、その違いなどお話ししていきたいと思います。

 

 

神様のパワーを高め、災厄から守るために赤い

 

今まで何も考えずに鳥居をくぐっては、「でかいな〜」くらいしか感想がなかった僕でした。笑

そもそも鳥居がある理由は、”現世”と神様の世界を結ぶ玄関の役割を果たしております。

なので、鳥居をくぐる時にお辞儀をしている人がたくさん見られます。

 

そして、僕自身海外に住んでいたこともあり、海外の人たちと話す際、

結構日本の文化や情報を質問される機会が多かったのです。その時に、

「なんで神社のでかい門みたいのは赤いの?理由があるの?」

と聞かれたことがありました。

今まで考えたこともなかったし、鳥居は赤くて当たり前だと思っていたので、

いざ質問されると、全く答えることができませんでした。

「日本人として何も知らないな、、、、自分」と改めて思いましたし、

それくらいは知っておこうと思い、色々調べました。

そしたら色々答えが出で来ました!(みんな知りたがってたんだ)

 

先ほども言いましたが、鳥居が赤い理由として

”神様のパワーを高めるため”

と言いましたが、この他に、

”災厄から人々を守る”

 

ために赤く塗っているのが答えです。厳密にいうと、あれは赤ではなく、朱色みたいです。

朱色は生命の躍動を現す色、災厄を防ぐ色

朱色には、生命の躍動を表す意味と、災厄を防ぐ意味が古来の日本から伝わる理由が込められているのです。

そのため、古くからある神社仏閣では、お稲荷さんも含め、朱色が用いられているのです。

タクヤ
確かに赤は力強いイメージある!

 

また、朱色の原材料は水銀を使っており、それには防腐の効果や防虫の効果もあるためと言われています。

 

 

全ての鳥居が赤ではない、無色もある

 

ただ、全国各地にある神社の鳥居全てが赤い訳ではないです。

中には無色というか、何も色が塗られていない鳥居も場所によってはたくさんあります。

神社の鳥居が赤い

 

これはどんな意味があるのか?

どうやら日本の仏教の歴史に関係しているらしく、

まず、は別々の存在であることが大前提にあり、

遠い昔、今の中国から仏教が日本に伝わってきました。

それにより、それまで祀っていたを一緒に祀っていこうという

神仏習合

という時代を迎えることになりました。

それが江戸時代の後期から、その思想が逆に

神仏分離

へと変わっていきました。(時代背景、理由が難しいので省きます、、、)

 

要は神と仏は一緒という考え方が、『いや、やっぱり神と仏は別の存在だよね』

という考え方になり、神社とお寺は別々の道を歩むことになったそうです。

そしてこの朱色は本来仏教から伝わってきた色であるため、仏教が伝わってくる前からある神社の

鳥居の色は本来の白色(木の色)となっているのです。

 

代表的なところでいうと、

三重県の伊勢神宮にある鳥居等はそれにあたります。

ということは、この日本には2種類の鳥居があることがわかりました。

  • 朱色に染まった鳥居
  • 白色(木本来の色)の鳥居

全国にある朱色ではない鳥居がある神社仏閣は、

元来”神と仏は別の存在”であるという考えを持った場所か、戦後に空襲や災害で壊された鳥居を修復するために新たに作られたものとなります。

 

まとめ

 

こうした時代背景もあり、鳥居が赤い場所と、そうでない場所もあったりして、今の日本に残っていることが分かりました。

こうやって考えてみると、本当に見方が変わりますよね。今まで何も考えてなかった鳥居にもしっかりと存在意味があって、色の違いにも理由がありました。

皆さんも次に神社仏閣に行ったときはぜひ鳥居を注意して見てみてください。

その鳥居は何色なのか、また友達や家族にその説明をドヤ顔でしてみてはいかがでしょうか?笑

 

 

 

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