英語の多動力(堀江貴文)から学ぶ、英語が話せるようになりたいという夢を現実にする方法

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         英語の多動力

こんにちは!タクヤ(@takudaipare)です。

最近買った堀江貴文さん著の『英語の多動力』を読み終えました。

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堀江さんの著書はいくつか読んでおり、今回もすんなりサクッと読み終えました。

率直な感想としては、これを読んだら英語が身につくものではないけど、英語を学ぶことがどれだけ今までもこれからも大事なのかというのが分かります。

そして、この本を読んだら、すぐにでも何か英語を学ぶ為に行動したくなるでしょう。

本当に英語を学びたい人にとっては、かなり背中を押してくれる内容で、今まで漠然と

「英語話せたらいいな〜」というのがより現実味をおびて実感できます。

ただ、1つ言いたいのは、この本を何度も何度も読み続けているうちは英語は話せるようにはならないということです。

読んだら、本を置いて席を立つこと、そこから英語習得への道は切り開かれます。

AI翻訳を英語を学ばない理由にしない

まずなぜ僕がこの本を買ったのかを説明します。

それは僕自身オーストラリアに単身渡り、英語を短期間で習得した経験を持ち、そこで実践してきたことと、堀江さんがおっしゃる英語の学び方や考え方がどこまで整合性が取れているのか、その1つの答えあわせをしたくて購入しました。

もちろん僕の英語力はネイティブレベルではないし、ビジネスで使えるレベルかと言われたら?がついてしまうレベルです。

ただ、世界中に好きな時にコミュニケーションを取れる友達ができたことは僕の人生にとっては最高なことなのかなと思います。

著書の中身は本当にシンプルなもので、

  • なぜ英語を学ぶことがこれからのAI時代に必要なのか
  • どうやって英語を学ぶのか
  • 英語を使って何ができるか

これらのシンプルな疑問について、堀江さんの体験談、また6人のバイリンガルな人たちの経験談を元に解説されています。

最近だとGoogle翻訳の性能が向上し、日本に来る外国人観光客相手に対し、英語が話せなくても、翻訳アプリで翻訳し、見せることで自分の言いたいことは伝わったり、翻訳デバイスili(イリー)が登場し、コミュニケーションツールは揃ってきました。

本書でもそのことが書かれており、芸人の厚切りジェイソン氏は、

「AI翻訳が発展しても、日本人は英語を身につけるべき」と主張しています。

こんなに便利になった世の中で、やらなくていいことが増えてきていますが、その逆を言うと、

「やらないということは、できるようにならない」ということにも言い換えられます。

AI翻訳はあくまでも補助的な役割がちょうどよく、目の前にいる人と心を通じ合わせ、コミュニケーションを取りたいのであれば、AIに頼るのではなく、自分で学んだ英語で自分の伝えたいことを言葉に出すこと以外、相手と仲良くもなれないし、英語力も上がることはありません。

「英語ができたらいいな」と言うだけで勉強しない人、サボる人はまさにAI翻訳があるからいいやという言い訳を並べがちです。

そうではなく、英語を身につけ、手にできる情報量を日本だけでなく、世界に広げ、世界にいる人とコネクトできるようになって欲しいなと僕も思います。

自分はバカなんだと開き直れ

英語の多動力

僕は英語力がほぼ0の状態でオーストラリアに渡り、2年間英語と戦ってきました。

最初の半年は本当に大変でした。

言いたいことが英語で出てこない、でも向こうはバンバン質問してきて慌ててしまい、余計相手が何て言ったのかが分からない、そんな状況でした。

こんな状態で語学学校に通っていたので、本当に英語だけで見たら辛かったです。

そんな時、僕が心がけたこと、それは

バカであることを恥じるな、分かるまで聞こう」

この言葉を毎回の英会話で心がけ、相手が言ったフレーズの意味が分からなかった時、その意味を質問して理解してから次に進むようにしました。

決して分かったフリをして会話を流すことだけはしないようにしよう、それは相手にも失礼だ。という気持ちでひたすら英会話に励みました。

著書の中でインタビューされている方の言葉を紹介します。

村上憲郎(元グーグル日本法人名誉会長)

私の勉強法は極めてシンプルでした。やったことは3つです。とりあえず英単語をたくさん見ること、英語を一日1時間聞くこと、1時間英語の本を読むこと。

多くの日本人は会議を止めることや、分からないと言うことがすごく恥ずかしいことだと考えています。

でも日本以外の国では、そんなこと思う人はいません。

そして何よりも、分からないことがあるのに、聞かないという姿勢を心底嫌がります。

僕が実戦で英語を学んでいく中で、やはり大事なのは”単語力”に行き着きました。

文法なんてある程度基本さえ押さえていれば良く、単語が出てこないとそこで会話が止まってしまいます。

村上さんのように僕はひたすら単語を勉強しました。すぐに忘れても思い出せるように、付箋に英単語を書き、部屋の壁一面にそれらを貼り、朝、昼、晩、どんな時でも目にそれらを入れて少しずつ脳に定着させるやり方をしていました。

英会話の中で分からないことを言われたら、すぐに聞く、そしてその単語を反復して使う、これだけでも十分英単語は記憶できますし、分からないことを分からないままにしておくことの方が、相手にも失礼だなと肌で実感した経験もあります。

日本人は100%を求めがちで、”完璧に話せる=英語ができる”と思ってしまうがために、苦しむ人が多いです。

僕も全然ネイティブでもないし、まだまだヒヨッコですが、少なくとも英語が話せる部類にいると勝手に位置付けています。

僕はブログやTwitter(@takudaipare)で英語学習法や、考え方を常に発信しており、帰国後も定期的に海外にいる外国人の友達と連絡を取りながら英語力をキープしているのですが、やはり使わないと単語にしろ表現方法は忘れていくものです。

堀江さんは著書の中で、

ダイエットと同じく、語学力も2カ月後には前と同じレベルにすぐ戻る。だから、どうキープするかが大切なのだ。-p27

と言っており、まさにその通りで、話さなくなると英語は忘れていくというのはよく聞く話だと思います。

忘れないためにはやはり普段から英語に触れている必要があり、これから英語を学ぶ人にはぜひ、

短期的に学ぶのではなく、長期的に英語に関われるような環境づくりをして学んで欲しいと思います。

  • 英語を使った仕事、プロジェクトに参加する
  • 外国人の恋人を作る
  • 海外を旅する

いろいろな方法で英語は学べ、それら全ては実践から学べるものばかりです。

自分は英語力が高くないからと言って、せっかくあるチャンスを逃すのは勿体無いです。

いつどこでも英語を使える場所、チャンスはあります。

サボれない仕組みづくりをし、”勉強”と”学び”の違いを理解する

英語の多動力

今の時代英語を勉強しようと思ったら、いくらでもコンテンツは揃っています。

でもみんな同じような言い訳をします。

『英語を話したいけど、どうやって英語を勉強していいかわからない』

こういったことを言っている間は、まず英語は話せるようにならないのはもう周知の事実だと思います。

Youtubeではたくさんの人が無料で英語を教えてくれています。

ネイティブもいれば、日本人の人が丁寧に解説してくれている動画もあります。

洋楽でも洋画でもpodcastsでもいくらでも”英語に触れる”機会があるのです。

それらを使って勉強すれば基礎的なレベルは身につくと思います。

”勉強”を”勉強”として考えてしまうから、どうしてもハードルが高く感じられ、気持ちが高ぶらないのだと思います。

洋楽の歌詞を見ながら曲を聴く。そこから好きなフレーズを和訳して理解する。そしてそのフレーズを口ずさむ。これだけで1つレベルは上がるのです。

机に向かってテキストを開いて英語を勉強するのも大事ですが、

それよりも自分が楽しいと思えるコンテンツを探して、それを使って英語を勉強する方が数倍、数十倍英語力がつくのが早くなります。

好きな歌手の歌う曲を今まではリズムだけで聞いていたけど、歌詞の意味が分かってから聞くと、より楽しくなります。

コンテンツが揃っている現代で、何が必要なのかは”やる気と行動”、これだけです。

勉強は今まで学校でやってきたもの、学びは自発的に自分でコンテンツを選んで実践していくものです。

著書の中の堀江さんのこの言葉が好きです。

英語を使う機会がないから、英語を勉強しない。使う機会が出てきたら、英語を学ぼうと考える人が多い。これは極めてナンセンスな考え方だ。

まさにその通りだと感じます。仕事でも恋愛でも先に英語を学んで話せるようになってた方が、そのあとのプロセスのスピード感は全く違うものになります。

英語を使うチャンスが巡ってくる人は、元から準備して勉強してる人のが確率は高いということです。

現在のレベルを知り、計画を立てて実行する

英語を学んでいく上で挫折する人のパターンとしては、上手に英語を学ぶ計画を練っていないことが挙げられます。

僕はオーストラリアでたくさんの日本人と出会いましたが、そのほとんどは英語が話せない人ばかりでした。

外国にいても英語力を上げようと努力しない人がほとんどなのです。

その人たちの共通するポイントして、やはりうまく計画を練っていないことでした。

1年、もしくは2年という短期間の中で、いかに自分の英語力を挙げていくかを自分の現在の英語力を元に計画を練らない限り、

なんとなく漠然とした目標しか持てず、結果としてどれも中途半端になってしまっているのです。

最初の3ヶ月は耳を英語に慣れさせるために理解できなくても英語を流し続ける。

次の3ヶ月は慣れた耳で聞き取った英語に頑張って答えられるようにスピーキング力をつける。

次の3ヶ月は英語サイトで気になる記事を読んで分からなければ調べて読む。

次の3ヶ月は英語で自分の考え、想いを書いて表現する。

これで大体1年間かかります。英語は数カ月でどうにかなるものでなく、短期間で覚えたものは、短期間で忘れていくので、できたら長期的に考え、英語を勉強してほしいと思います。

往々にして学習途中で挫折するパターンが、上手に計画を立てていないところにある。

計画とは目的達成のための技術である。そして計画は目的地に向けた第一歩だ。

まとめ

英語が昔から今までずっと重宝されていますが、それはこれからもしばらくは続くと思います。

AI時代となり、翻訳が簡単に正確にされたとしても、やはり僕ら人間はいつだってコミュニケーションが大切な生き物なのです。

そんな時に日本語しか話せないと、それだけ世界は狭まるということになるし、英語が話せるだけで、こんなにも世界は広いんだ、こんな人もいるんだというのが肌感覚で分かるのです。

僕は今英語がある程度話せるようになって、確実に視野は広がり、価値観、文化も様々な国の人と繋がることで理解できるようになりました。

「英語が話せるようになりたいな」から卒業するためにも、この本を一度読んで自分の中にある英語欲を駆り立てて、ぜひ一歩踏み出してみてください。

必ず話せるようになります、この本はその第一歩になります。

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