フリーランスで映像製作の仕事を始めるのに必要な3つのスキル

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         フリーランスで映像製作する為に必要な3つのスキル

こんにちは、フリーランスビデオグラファー のタクヤ(@takudaipare)です。

ここ1年2年でYoutubeで動画配信を始めた人も多くなってきました。

僕自身、日頃からたくさんの人の映像を観ながらインプットし、自分の映像製作に役立てています。

基本的に映像製作で上手い人と、そうではない人の差はとても分かりやすいです。

個人的に3つのポイントを軸に上手い下手を判断しています。

  • 映像のストーリー
  • 画角

この3つを特に意識しながら映像製作をすると、より観ている人の心に刺さるものができると思います。

逆にこの3つがうまく絡み合わないと、正直すぐに観るのをやめてしまう映像ばかりになってしまいがちです。

フリーランスだと1個1個のプロジェクトの結果がとても大事です。

その結果次第で天国にも地獄にもいきます。

それでは、具体的にこの3つについて話していきたいと思います。

 

 

1, 映像のストーリーをしっかりと作る

まず、この動画のストーリーをしっかりと作らないと、いくら手動かして行動して撮影しても、結果的に誰にも観られないままタイムライン に飲み込まれて行ってしまいます。

コマーシャルの映像や、映画、ドラマでも、まず、企画・立案をします。

”何”を WHAT

”だれ”に WHO

”どうやって” HOW

この3つを念頭に商品やサービスを宣伝するために必要なストーリーを作っていきます。

それは対企業やお店だけではなく、自分1人で趣味で撮影する場合や友達、恋人と撮影する時も同じです。

よくVlogという形で、日本国内や海外旅行の様子を撮影していますが、ほぼほぼ昔でいう『ハンディーカムを持ったお父さんが撮影したレベル』の映像がたくさんあります。

冷静に考えてみると、

「他人のホームビデオをだれが観たいですか?」

となると思います。ということはいくら時間をかけて製作しても、だれにも観てくれなくなります。

問題は、結局”何”を見せたいのか、そこがあいまいだから、観る側も?マークになってしまうのです。

フリーランスとして仕事をしていくのであれば、そこの視点が欠けていると話にならないのが現実です。

この”何”を見せたいのかをしっかりと考えると、次に説明する画角に繋がっていきます。

2, 画角のメリハリをつける

1つ目の映像のストーリーをしっかりと作ることで、必然的に撮影するときの画角を意識せざるを得ないと思います。

例えばこの画像をご覧ください。

嵐山渓谷でアウトドアコーヒー

この画像を見たときにどれくらいの情報が得ることができますか?

  • 川がある
  • 天気がよく青空だ
  • 1人の男がコーヒーを飲んでいる
  • テーブルの上にものが置いてある
  • 砂の上にいる
  • 椅子に座ってる

などなど、たくさん1枚の写真からたくさんの情報を得られます。

動画は写真を高速で連続的に撮影しているもので、画角の考え方は同じです。

ただ違うのは、動画は常に動いているものなので、長い時間同じ画角を観てると飽きてしまいます。

ということは、常に画角を変えながら観ている人を飽きさせないようにしないといけません。

先ほどの画像を見てるとこんな気持ちになりませんか?

『テーブルの上に何が置いてあるんだろう?』

『川の流れはどれくらい速いんだろ?』

『鳥とか動物とかいるのかな?』

つまり、動画製作をするときには、こういった1個1個の疑問を解決させる役目があるのです。

1カット目で先ほどの写真の画角で撮る。

2カット目はテーブルの上にあるものを撮る。

3カット目は川の流れと音を撮る。

4カット目は周りにある自然を撮る。

これだけでストーリー性が増してくるし、画角を変化させながら見せることで、観ている人が飽きないのです。

いろんな人のVlogや映像を観ると、この視点が欠けていることが多いです。

本人は自分の視野に入っていて、どんなものなのか、場所なのかを理解していますが、観ている側は全く分かりません。

なので、画角を意識しながら撮影するとグッとクオリティーが高くなります。

3, 音で他の人と差をつける

最後は音です。

音と言っても色々ありますが、映像製作をするなら、カメラ本体にある内蔵マイクではなく、外部マイクを使っていると思います。

そのマイクを使って、ただただ音をしっかり録音するのです。

中には撮影したデータの音を全て0にして、BGMを使って”それっぽく”雰囲気のあるものを作りますが、

これだと、臨場感や現実感が湧いてきません。

最初に見せた画像を見ると分かりますが、きっと自分の頭の中で川の音や風の音、鳥の鳴き声など想像できると思います。

その音があって初めて”自分”の頭が心地良い状態になるのです。

BGMでかっこいい音楽を流されても、映像どうこうというより、その音楽の良し悪しを判断しがちになってしまうのです。

そうすると、映像を観終わったときに、特別何か感想も生まれないものになってしまいます。

BGMはあくまでも補助的役割です。

BGMより、そのときの”生”の音の方が重要です。

ここを意識して撮影すると、より上手な映像になると思います。

まとめ

映像製作をしていくと様々な状況で判断を変える必要があったり、カメラ、レンズを変えたり、天候にも左右されます。

その上で、今挙げた3つのスキルを混ぜ合わせていき、1つの映像を作っていきます。

となると、いかに映像のストーリーが重要かが分かると思います。

画角ひとつでインパクトを与えることができます。

音ひとつで観ている人に感情移入させることができます。

ぜひ、今後の映像製作に役立ててくれたら良いなと思います。

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