みなさんこんばんは!
今日はふと思い出したバリ島を旅していた時に起きたある意味九死に一生を得た経験をしたタクヤ(@takudaipare)です。
それは、2016年の6月の話です。
当時僕はオーストラリアに在住しており、ビザの関係で日本に一時期帰国する前に、友達で一緒に働いていたイングランド人のショーンとバリ島を旅することになりました。
その旅はまさにバックパッカースタイルで、僕は初めての経験ばかりでした。
泊まる宿も一泊日本円で800円ほどの安宿で、最低限の設備しかない場所や、ドミトリー部屋で20人近いヨーロピアンと2段ベッドで寝食を共にしたりなどして3週間バリ島でゆっくりしていました。
バリ島でインドネシア人と間違われる
バックパッカースタイルとあって、基本的に買い物など観光客がしそうなことは一切せず、より現地の人とちかい生活スタイルを送っていました。
ヒゲもボーボー、散髪も数ヶ月していないからボサボサで、肌は黒く焼けていました。
なので結構現地の人にインドネシア語で話しかけられることもありました。
滞在したのはクタ、ウブド、ギリエアー、ギリメノアイランド、チャングーの5箇所で、
それぞれ良さがありましたが、個人的にはギリエアーが一番大好きな場所でした。
バリ島からバスと船で三時間ほどの場所で、一周二時間ほどで周れてしまう小さな島です。
バリ島のウブドという町の近くにある滝。
ものすごい勢いでただただ感動。原付を2人乗りが当たり前のインドネシア、結構気を張って運転しないと危ない危ない笑 pic.twitter.com/sgffukua5g
— TAKUYA (@takudaipare) 2016年6月21日
インドネシアのギリメノって島でやることなさすぎて、そこらへんにある珊瑚や貝殻集めて写真撮ってみた。
ないなら生み出せばいい。 pic.twitter.com/oUD9rHGK8Y
— TAKUYA (@takudaipare) 2016年7月1日
壊れかけのバイクに心臓バクバク
とこんな感じに順調に楽しく旅をしていました。
ある日友達とは別行動で、一人でバリ島にある”ブラタン湖” に原付バイクで行くことにしました。
ウブドから片道1時間半ほどの場所で、スマホのナビを頼りにバイクを走らせていました。
その道中の行きの時点でバイクに異変が起こりました。順調に走っていたかと思えば、いきなり減速しエンジンが止まってしまいました。
とりあえずキックスタートでエンジンがかかり、再度走り始めましたが、片道だけで10回ほどそれを繰り返しながらやっっっとの思いで目的地に到着しました。めちゃくちゃ疲れた、、、。
帰りもバイクに不安しかないまま、でも帰らないといけないから気合入れてバイクを走らせました。
案の定バイクは治ってる訳もなく、10回以上エンストしてはエンジンをかけ直し、交通量が多いバリ島で何回もクラクションを鳴らされ、イライラし、本当に帰れるのか不安も感じ、初めての土地で英語が通じるのかわからない中、それでも頑張って泊まっているホステルを目指していました。
やっとウブドの街に着いてホッとし、残り20分程の距離になった途端、最後の一撃を喰らいました。
後輪タイヤがパンク、、、
終わった、、、ここまできて命綱のタイヤまでパンクしたとは、、、
ベコベコタイヤが音を立てながら、それでも僕は帰らなきゃいけなかった。当然スピードなんか出せず、パンクしたタイヤは横滑りもしていて、まじで命の危険性を感じた時間でした。
パンクしながらしっかりエンストもしてくれて、通りすがる地元民は「おい、どうしたどうした?」と見るだけでしたし、
一人の地元民がジェスチャーで「危ないぞ、そこバイク屋だから直せ」みたいなことを言われましたが、僕はそこでお金を取られるのは気にくわないし、
彼らを信用していなかったから、とりあえず笑顔でやり過ごし、ひたすら両足でバランスを取り、ついに目的地のホステルに到着しました。
全部がいい経験、笑い話に済んでよかった
こんな経験は生まれて初めてのことで、ここで結構僕の中で根性がついたと思います。あの恐怖と不安はなかなか味わえないし、それが旅の醍醐味なのかなと思います。
今ではいい思い出で、笑い話になったけど、下手したら死んでてもおかしくない状況だったことを考えると、これからもあるであろうたびのハプニングにしっかり対応していかなきゃと思いました。