おはようございます!
先日実は誕生日を迎えて、とうとう20代が終わり、30代に突入しましたタクヤ(@takudaipare)です。
この10年間は一言で表すなら「忍耐」の期間でした。
同じように人生がうまくいっていなかったり、
人生に何か変化を起こしたい気持ちはあるけど、何をどうしたらいいか分からない人が多いと思います。
本屋に行っては気になる自己啓発本やビジネス書を眺めてみたり、
手にとって目次をペラペラっと流し読みしたりするけど、
どれが良い本なのか、種類が多過ぎて選びきれないと思います。
僕もまさにそうでした。
今日は、30代になった僕だからこそ伝えられる、
今までにたくさんの本を読んできた中で、
20代の人生に悩んでいる人ややりたいことが見つからない若者へお薦めするいくつかの本をご紹介したいと思います。
堀江貴文(ホリエモン)
ゼロ-なにもない自分に小さな一を足していく-
堀江さんは今の僕の人生観や考え方、生き方というものにとても影響を与えてくれた人です。
彼のイメージは本を読む前と読んだ後では全く違っていて、何度本を読んでいて頷いたか、「わっ!すげ〜」って言ったか分からないほど、凄まじい情報量の多さと質の高さでした。
そんな彼が2013年に出した著書『ゼロ』。
この本が出されたのは彼が逮捕され、刑期を終え、釈放された後に出された一冊です。
初めて彼の幼少時代の話や日本のどこにでもいる若者の1人だったことが書かれているのが印象的で、
より堀江さんが”普通の人”というのがこの本を通じてわかりました。
やられているビジネスの数や実績はもう言わずもがなだし、
ビジネスや人生における本質をしっかり理解されてる方で、そんな人のメッセージは強烈かつ、説得力のあるものばかりです。
この本で印象的だったフレーズを紹介したいと思います。
突き抜けられる人と、そうでない人の違いは、次の一点に尽きる。物事を「できない理由」から考えるのか、それとも「できる理由」から考えるのか。それだけだ。突き抜けられるかどうかは能力の差ではなく、意識の差なのである。
何事も「できる!」という前提に立って、そこから「できる理由」を考えていくのだ。
あらゆる人の一生とは、こうした小さな選択の積み重ねによって決まってくるのだ。
チャンスだけは誰にでも平等に流れてくるものだからだ。
目の前に流れてきたチャンスに躊躇なく飛びつくことができるか。
チャンスを見極める目なんて必要ない、少しでもおもしろいと思ったら、躊躇せず飛び込もう。
やりがいとは「見つける」ものではなく、自らの手で「つくる」のだ
「仕事が好きだから、営業に没頭する」のではない、「営業に没頭したから、仕事が好きになる」のだ。
ネガティブなことを考える人は、ヒマなのだ。ヒマがあるから、どうでもいいことを考えるのだ。もし、あなたがポジティブになりたいというのなら、やるべきことはシンプルである。うじうじ悩んでないで、働けばいい。「自分にはできないかもしれない」なんて躊躇しないで、目の前のチャンスに飛びつけばいい。与えられた24時間を、仕事と遊びで埋め尽くせばいいのだ。常に頭を稼動させ、実際の行動に移していく。働きまくって遊びまくり、考えまくる。それだけだ。
落合陽一
日本再興戦略
今ものすごい人気がある落合さん。
筑波大学で学長補佐を務めながら自分で経営する会社も持ち、
デジタルとアートを愛し、日本において、今一番注目されている、僕からしたら天才の域にいる人である。
この日本再興戦略を読んで、頭がスパークするほど、何回か読まないと理解ができないくらい、
未来の話をしてたり、欧米、日本とは何か、テクノロジーがもたらす未来とは、教育、会社、仕事、人生について幅広く書いてある一冊です。
下記にある佐藤航陽さん同様、絶対に注目しとくべき人なのは間違いありません。
欧米」というものは存在しない。欧州と米国はまったくの別物いまの日本のシステムは、欧州各国とアメリカの方式が混ざってできている(大学、法律、農地、生産など)
日本の原点、向き不向きを見極めたうえで、学ぶ価値のあることと学ぶ価値のないことを峻別していくこと。アートを考え、新しいものを見つめること。
とくに重要になるのが「百姓的な」生き方。百の生業を成すことを目指す。いろんな仕事をポートフォリオマネジメントしているので、コモディティになる余地がない。機械にも置き換えられない。
AI、ロボット、自動運転、AR・VR、ブロックチェーンなどのテクノロジーが生活や仕事を変えていく
最初に、小学校に入るまでの幼児期は、五感をフルに使ったほうがいいと思います。におい、味覚、音、目といった感覚や身体能力は、小学校に入るまでの間にほとんど決まってしまいます。
これからの時代においては、いろんなリスクばかりを考えて、なかなかチャレンジできないと、機会と同質化する一方になってしまいます。そういう人たちは、ベーシックインカムに呑み込まれるしかなくなります。
言うは易く行うは難し。考えているだけではダメです。とにかくやってみることから全てが始まります。
オンとオフの区別をつける発想自体がこれからの時代に合いません。無理なく続けられることを、生活の中に入れ込み複数行うのが大切なのです。
成毛眞
このムダな努力をやめなさい
このムダな努力をやめなさい: 「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ (知的生きかた文庫)
知っている方もいると思いますが、成毛さんは日本法人のマイクロソフトの元代表取締役社長を務め、
現在は書評サイト『HONZ』の代表であります。
僕は単純にマイクロソフトの元社長!?というのに惹かれ、一流会社のトップにいた人の人生観や考え方を学びたく、この本を手に取りました。
読むとやはり今まで知らなかったことばかりで、
社会の構造やどういう人間が成功するのか、価値観や人の見方の指標となる言葉が散りばめられていて、読んでいてとても楽しかったです。
ビジネスにおいては、人に「好かれる」必要はない。それよりも「信頼される」ことが重要。
世の中の常識を無条件で信じ込む人は、洗脳されているのと同じだ。
あと20年もすれば、既得権益ががっちり握っているジジババがこの世を去り、もっとマシな世の中になる。
いい出会いは、時に人の人生観をガラリと変えてしまう可能性がある。
成功するかどうかは九割運で決まる。
顔つきでどういう人間なのか、ある程度わかる。その人の生き方は、どんなに隠しても顔つきに出る。
自分の周りに刺激的な人が少ないと感じているなら意識的に自分の環境を変えると、今までとは違う世界が広がる。
相手に「会ってみたい」と思わせるには、自分の存在を証明するのが一番だ。必要なのは会社名や肩書きではなく、己の強み。
柳井正(ユニクロ社長)
現実を視よ
まずもうユニクロを知らない人はいないだろう。
今や世界にユニクロの店舗があるのが普通になっているが、最初の頃のユニクロは今のようなオシャレさもなく、普段のファッションにユニクロを着る人がいない時代がありました。
そこから今までの快進撃は凄まじく、皆さんがご存知のように、日本が世界に誇れるブランドの1つだと思います。
そんなユニクロの社長である柳生さんの著書、「現実を視よ」という本にはたくさんの金言が詰まっていました。
第一線で働き続けるビジネスマンから見た日本、日本人、仕事への情熱など、見習うしかないことばかりでした。
日本人の海外に対する無関心さは、不思議を通り越して異様にさえ感じてしまう。
「企業側がなにを売りたいのか」ではなく、「顧客は何を求めているのか」を追求するのがビジネス。
その気があるなら自ら行動を起こせばいい。問題意識すらない人は救いようがない。
サラリーマン根性が染み付くと、世の中に価値を提供し、自分でお金を稼ぐ実感がなかなか持てない。
会社に時間を提供した見返り、それが給料。
閉じこもった日本人のマインドを解放していく。四方を海で囲まれた場所で、日本人同士で顔を眺め合い、日本人が日本人に対して発信する情報だけを頼りに生きている。
社会に出れば、激しい競争が待っている。そこで勝ち抜けるだけの力がなければ、すぐに食いはぐれてしまう。だからこそ、みんな必死で勉強して自分を磨く。
あなたが変わらなければ、あなたの未来は絶対に変えられない。
佐藤航陽(メタップス社長)
お金2.0 新しい経済のルールと生き方
この本は本当に今の時代、絶対に読んでおかなければならない本の一冊です。
佐藤航陽さんは、無料の決済プラットフォームspikeというサービスを始め、アプリ収益化支援サービスをグローバルで展開している、今最も注目すべき人の中の1人です。
そんな方が出した本が、「お金2.0」。
内容は新しい経済のルールはこうで、それに合った生き方はこうだよって説明した本となっており、
使う言葉は難しいにしろ、内容はとても興味深く、未来の日本というのが想像しやすく、そ
れに合わせた生き方を提示してくれるので、読者は自分が”そこ”にいる感覚を味わうことができ、
これからの人生に絶対に役に立つ内容となっています。
製品やアイディアで勝負する時代から、ユーザーや顧客も巻き込んだ経済システム全体で競争する時代に変わってきています。
資金調達が容易な環境にあるため、相対的にお金の価値そのものが下がり続けています。逆に、増やすことが難しい、信頼や個性のようなお金では買えないものの価値が、相対的に上がってきているとも言えます。
あらゆる「価値」を最大化しておけば、その価値をいつでもお金に変換することができますし、お金以外にものと交換することもできるようになります。お金は価値を資本主義経済の中で使える形に変換したものに過ぎず、価値を媒介する1つの選択肢にしか過ぎません。
僕らの世代にとっての課題は、「”誰もが”人生の中で目的(意義)を持てる世界を創り出すこと」です
あらゆるものが満たされた世界ではこの人生の意義や目的こそが逆に「価値」になりつつあります。
世の中には有名、無名関係なく、こういった人がたくさんいる
僕がたくさん本を読んできて思ったのが、この日本には、こういった共通した考えを持った人たちがたくさんいるということです。
それも有名無名関係なく、自分のやりたいことをやって人生を一生懸命生きている人は山ほどいます。
それが限られた環境、コミュニティーだけに属していると見えないものばかりで、どこか別世界の話のような感覚でした。
それを読書を通じて僕は出会うことができました。
会ったこともない人たちから影響を受け、僕らでもできるんだというのを証明していくことで、日本という国が元気に、それぞれの幸せをつかめるのではないかと思います。
この5冊以外にもたくさんいい本はあります。
中でも僕が挙げた5冊を読めば、次の日からの人生観は変わるし、それに向けた行動を起こせると信じています。
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