みなさんこんにちは!
オーストラリアの夏が恋しくて、日本の夏を嫌う、タクヤ(@takudaipare)です。
これを読んでいる人は、現在オーストラリアにワーホリをしている人か、これからする人か、それとも、もう既にワーホリを終えて、帰国している人かのどれかだと思います。
今日の話はどのカテゴリーにも通じる話で、おそらくこれを読み終わったら、イライラしたり、今この瞬間から何かを変えようと行動を始める人が出てくると思います。
それだけ、深層心理を突く内容になります。
まず、結論から言いますと、タイトルにあるように、
あなたは、
英語を話せるようになりたくないから、オーストラリアにワーホリをする
のです。人によっては、”いく”、”いた”と言ってもいいでしょう。
これはあくまでも、ワーホリの目的が英語力を上げることを目的に、
オーストラリアに行く人をターゲットにしています。
「英語力を上げる為に行くんだけど?」
「矛盾でしかない、なにそれ?」
パッと聞いてそう感じる人がほとんどだと思います。
それでは、なぜボクがそう言うのか、その理由を人間の心理に関連づけて話していきたいと思います。
英語を話せるようになりたくないから、あなたはオーストラリアにワーホリをする
英語を話さない目的を作り、それに基づく理由を考えて行動している
現在オーストラリアにワーホリビザを持って滞在している日本人は1万人もいません。(2017年のデータ)
日本の面積の約20倍もあるオーストラリアの大地に、たった1万人しかワーホリをしている日本人はいません。
その中で日々生活をしているわけですが、ワーホリをしている人の性質として、2パターンあると思います。
1,外国人と文化、習慣、生活を共有しない人
2,積極的に外国人と文化交流、習慣、生活を共有する人
これが大きく分けて、主観ですが僕がオーストラリアにいて見てきた実態です。
1の人たちに関しての共通点は、
・英語が話せない
・他人ではなく、他国として人を見る
・自分の変化に消極的
2の人たちに関しての共通点は、
・英語を話すモチベーションが高い
・国のボーダーラインはなく、人を人として見る
・自分、環境の変化に積極的に受け入れる
これだけ見ると、1に属している人が良くないという印象を持つと思います。
ですが、僕は今日、皆さんを否定することを目的として、これを話しているわけではありません。
そこだけは理解してもらって、続きを読んでいってください。
例えば同じ国の人同士でシェアハウスに住んだり、仕事をしたり、遊んだり、日々の生活を共にする人がいますが、そうじゃない人と一体なにが違うんでしょうか?
英語を話せるようになりたいと決め、家族、友達と別れ、飛行機のチケット片手に知らない土地に来たはずなのに、なぜだろう?
2に分類される人も同様です。
外国人と共にすることを全く苦に感じない人でも、英語力の上達がそこまで上がらない理由があります。
ワーホリという期間限定の海外生活の中で、どれだけ英語にコミットできるかが、”鍵”なのですが、
英語力が思ったほど上がらなかった人には、理由があるのです。
その答えはこれです。
英語を話したくないという目的を自分で作り、それに基づく理由を考えて作って、行動する
これは心理学で有名な”アドラー心理学”という考え方に基づいた、
みなさんが無意識に行動決定をしていることを表しています。
意味がわかりませんよね?
少しずつ詳しく話していきます。
無意識に自分を肯定して、変わろうとしない決断をしている
きっと、ワーホリしている、する人、した人で、
過去の自分の人生を変えたくて、ワーホリで英語を勉強し、話せるようになり、自分に自信を持ちたいと考えている人が多いと思います。
僕もそうでした。人生にスパイスを与えたく、環境の変化と人と会い、自分の人生を豊かにしたいと思って、オーストラリアでワーホリをしました。
皆さんは、「英語を話せるようになりたいけど、全然分からないし、難しい。」
と言い、同じ国の人と一緒にいる時間を増やしていると思いますが、
これは、英語を話したくないという決断を自分でしている結果、そういった行動をするのです。
人生も同じで、変えたいけど、変われない人は、変わらないことを選択して決断しているのです。
だから、英語を話せるようになりたいと言いながら、それに対して何も行動しない人、続かない人は、
本来”英語を話したくない”という目的を持って、それに合った理由付けをし、行動しているのです。
だから、ワーホリしても英語が話せないまま日本に帰国する人がほとんどなのが、今の現状です。
もっと簡単な例として、
異性にモテない人理由はなんでしょう?イケメンではない(可愛くない)ことを原因にすること思います。そうではなく、「好きな人にフラれて傷つ苦ことから逃げる」ことを目的に、告白しないという選択をするからモテない
なんとなくわかりますでしょうか?
多分、自分磨きをしてモテようと頑張っても、またフラれることを恐れ、違う理由を探し始めるのです。
人は原因を元に、目的を決めますが、アドラー心理学では逆なのです。
目的を決めて、それに合う原因を導き出す考え方です。
これをみなさんに当てはめたら、上記にある通りになります。
過去の自分は他人、小さな自信をつけること
では、どうやってそんな自分を変えて、ワーホリをしながら英語を上達させるのか?
やはり一番効果的なのは、”小さな自信”をつけることです。
小さな自信というのは、今きっとみなさんは自分の英語力に満足していないと思います。
「もっと話せるようになりたい」
この気持ちが素直なところではないかと思います。
でも、それを素直に行動に移せれば問題ないのですが、そうじゃないから困っているはず。
それは、みなさんが過去の自分を責めてしまうからです。
あの時諦めてしまった自分を責めてしまい、過去の自分に責任を負わせ、逃げてしまっているからです。
そうすることで、今の自分が肯定される感覚を持ち、ずっとズルズル引きづりながら生きていくのです。
まず、小さな自信をつけるには、”過去の自分を受け入れる”ことです。
今までの自分は自分ではなかった、赤の他人、だから今の自分には関係ないと考えることです。
そして、”今の自分を受け入れる”のです。
今英語が話せないと悩んでいるみなさん、実際日本にいる日本人からしたら話せる部類ですよ?
人生もそうですが、上を見たらキリがないです。
周りを見渡せば日本人で英語ペラペラな人なんて腐るほどいます。
頭良くて良い大学出て、英語堪能、、、勝ち目ないです(涙目)
誰かと比較するから、劣等感が生まれ、せっかくモチベーション高く持ってオーストラリア来たのに、
いつの間にか心が塞ぎ込んでしまい、自信を失ってしまうのです。
外国人は特にそうですが、全然発音から何からテキトーなんですよね。
母国語のイントネーションそのままだし、聞き取れないし、間違ってるし。
ただ、違うのは、「自信を持って話している」だけなのです。
話せない自分に落ち込みながらコミュニケーションを取るのか、「話せないけど、なんとかする!」とモチベーションを高くしてコミュニケーションを取るのとでは、全く相手に伝わる自分の気持ちが違います。
まとめ
僕自身も、満足できるほどの英語力を手に出来なかった1人です。
どれだけ英語にフォーカスして、住む場所、職場、友達を外国人と共にしてもやはり少しだけでも日本人と日本語を話している方が楽って思っていました。
自分ではペラペまでいったともいますが、”ペラペラ”までの距離は本当に見えないくらい遠いなって実感しました。
悔しい、ムカつく、自己嫌悪、妬み、羨ましい。
時には英語話したくないと思ったり、色々な感情をこのワーホリでコントロールしてきた結果、帰国して半年以上経っても、まだまだ英語で友達と電話したり、コミュニケーションも取れています。
”英語が話せるようになりたい!”
この気持ちだけ持って挑んだワーホリ。
みなさんも過去の自分に責任を負わし、「英語を話したくないから、それに合う行動をする」のではなく、
「英語を話したいから、そのためにできることを全部する」
そんな意思決定をして、毎日頑張ってほしいと思っています。
長くなりましたが、最初に言ったように、僕はみなさんを否定することを目的としてこれを書いていません。
1人でも多くの人がワーホリを通じ、英語を通じて自分の人生をプラスに考えて歩んでいってほしいなという気持ちでいっぱいです。
読んでいただき、ありがとうございます。
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