こんにちは、タクヤ(@takudaipare)です。
今日は僕が写真を始めたきっかけ、そして今こうしてプロとして写真を撮っていたり、お粗末ながら、人に写真を教えている、その始まりについて話したいと思います。
彼女の為に写真を始め、彼女のせいで写真が嫌いに
現在31歳。職業:フォトグラファー 、ビデオグラファー。
8年前、初めてカメラを買いました。
家電量販店で初めて買ったカメラはRICOH(リコー)のデジカメ。
当時付き合っていた彼女を写真に収めたいというごくごく普通の理由で、写真を撮り始めました。
それからというものの、どこか出掛ける際はカメラを持っては彼女の写真や景色を撮っていました。
でも、そんな幸せの時間は長くは続きませんでした。
付き合っていた彼女にひどくフラれ、当時の僕は本当にご飯がのどを通らないくらいに落ち込み、人生のどん底にいました。
そんなどん底にいる僕にさらに追い打ちをかけたのは、今現在、仕事にしている写真でした。
1枚1枚写真を見返すと、当時の楽しかった想い出が蘇り、
そこには2人の未来を知る由も無い、彼女の素敵な笑顔がそこにあったのです。
そして僕は好きだった写真を1枚1枚苦しみながらデータを消去し、それと同時に写真への愛情も無くなっていきました。
新品で買ったカメラはホコリを被り、外出しても写真を撮ることは無くなりました。
それでも人生は続きます。
立ち直るまでに多くの時間をかけながら、少しづつではあったけど立ち直り始め、毎日を楽しもうと決めたその時、何故か僕のそばにあったのはカメラでした。
心機一転で新しく一眼レフカメラを買い、休みの日には色々な場所に行き、シャッターを切っては再び写真を楽しみ始めました。
プロの仕事を目の当たりにし、無力さを痛感
趣味は「写真」と言えるほど、カメラを持って写真を撮る日が多くなり始めた頃、あるキッカケでプロとしてフォトグラファーをやっている方の仕事を拝見する機会がありました。
まだ素人であった僕にも撮影する機会が与えられたのですが、緊張のあまりに、ただただシャッターを切ることに精一杯でした。
そして案の定、僕は、そのフォトグラファーに叱られました。
「何を考えて今ファインダーを覗いてシャッターを切っているんだ?」
僕は何も言えませんでした。
今までは”ただ撮る”ことしかしておらず、写真の意図、画角の選定、被写体への指示、一切を考えずに、撮っていました。
この無力さと、プロフェッショナルとの出会いにより、僕のプロへの憧れが目標に変わりました。
そしてオーストラリアでのウェディング撮影会社での経験もあり、
今、フリーランスとしてプロフォトグラファーをさせてもらっています。
今を生きる、そして残す
23歳のあの時、写真を始めていなかったら今の僕はありません。
そして彼女にフラれて人生のどん底にいた思い出を振り切り、自分自身の新たなステージを写真と共に歩み始めたあの時があるから、僕は今こうして多くの人たちの写真を撮ることができています。
僕はこういった経験から、あなたには、「今を生きている」ことの実感をしてもらいたいと思っています。
スマホでしか写真を残さない現代において、しっかりと今を残すお手伝いをさせていただきたいです。そしてその写真を少し未来のあなたと、あなたの周りにいる人たちに撮影した当時の記憶を共有してもらいたい気持ちです。
綺麗な姿を残したい。子どもの可愛い時期を素敵に撮ってもらいたい。仕事運が向上するような、魅力あるプロフィール写真が欲しい。などなど。
写真を撮った人、写真を見た人が常に幸せな気持ちになってもらいたいなと思います。
僕の写真はインスタ映え向けでも無いですし、世の中にはもっと素敵な写真を撮る人が大勢います。
ただ、僕にしか撮れない”情景”がそこにはあります。
これが「写真は人生を表す」ということでしょうか。
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